勿来駅から7分、いわき市勿来町にある終点です。
新常磐交通最南端の終点で、茨城県はもう目前というところ、
国道6号線からわずかに脇道に入った場所にバス停があります。
到着したバスは終点付近の街路でループ状に折返していきます。
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バス停ポール。※カーソルを乗せると時刻表を表示します。
[新]が貼られていないところを見るとこのバス停の重要度の低さがわかるような。
ここへの路線は登校日の朝1往復のみ運行という凄まじさ。以前は夕方の便もあったようですが、現在はこの1往復のみとなっています。
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(左:終点から勿来方向・右:左写真の反対方向)
目の前は国道6号線。平日朝という事もあり、車の波は途切れることはありません。
左写真の中央付近にはすぐ隣の九面(ここずら)バス停。小学生が待っていました。
右写真の国道6号線の平潟トンネルを抜けると茨城県。ちなみに「平潟」は茨城県側の地名で、福島県側はバスの行先通り九面となっています。
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狭い路地。
バスは平潟入口を出ると、この道を進み右折。
すると平潟トンネル手前の国道6号線に出るので、勿来方面に右折します。
上の写真の通り、国道6号は非常に交通量が多く右折には難儀します・・・
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(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは昭和62年式のブルーリボン。新常磐交通ではまだまだ現役で走っている車両です。運賃は210円。安いですが片道7・8分の路線ですので・・・
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この路線の為に早朝から勿来駅へ。植田から乗車した車両がそのまま九面行きに。
左手に登る太平洋の朝日を見ているうちに終点の平潟入口に到着。小路に入ってそのまま待機。復路は九面から小学生3人の乗車。この3人が勿来駅まで乗車したのはこの日の乗客全てでした。勿来駅に到着したバスはそのままこちらも登校日運行の勿来高校行きになっていました。そちらはわかりやすい通学バスですが・・・
なお、早朝の運行ですが、14年1月現在、茨城側(北茨城市)の大津港駅から始発の北茨城市巡回バスを利用し平潟で下車し、徒歩で県境を越えるとこの路線に乗り継ぐことが可能です。
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