北海道中央バス
かわしら
川 白
岩内ターミナルから76分、古宇郡神恵内村大字珊内村字川白にある終点です。
日本海を左手に見ながら神恵内村を進んだバスは大森を過ぎるとトンネルが続きます。川白トンネルを抜け、川白オネナイを過ぎると小さな集落の中ほどに終点の川白があります。 降車を扱ったバスは少し先の折返場所へと回送していきます。夏期にはこの先、神威岬まで路線がありますが、通年での運行はここ川白までとなります。

バス停ポール。
左が岩内方向、右が神威岬方向。本数は少なく、平日は片道5便、土日祝日は3便の運行です。土日祝日には神威岬方面の便のみ折返し乗車できます。

折返場所の看板。中央バス名で駐車禁止を呼びかけています。

岩内方面には小さな待合室があります。

(左:バス停から岩内方向・右:バス停から神威岬方向)
雷電国道とも呼ばれる国道229号線上で、川白集落の中ほどに位置しています。漁港から国道を挟み家々が山手にまとまっています。 川白までバスが入ったのは昭和60年で、それまでは陸の孤島のような場所だったのでしょう。高台にあった小中学校も平成10年に閉校しています。 川白はアイヌ語の「カパラシララ」が由来で「薄い岩」の意とのこと。

川白ふれあいセンター横にある砂利敷きのスペースが折返場所となっています。

(左:折返場所から岩内方向・右:折返場所から神威岬方向)
バス停とは60mほど離れています。この先、積丹町との境までの国道開通は平成8年のことで、ようやく積丹半島が一周できるようになっています。

川白の集落。

川白ふれあいセンター。

川白漁港。

岩内への出発を待ちます。

キナウシトンネルへ入る。

(左:訪問時の車両・右:運賃表)
乗車したのはレインボー。中央バスらしくてよいもの。運賃は始発の岩内ターミナルから1,200円でした。
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岩内から出る中央バスの一般路線は神恵内線だけとなっています。朝の便は数人を乗せ共和方面へ。柏木までで全員下ろし、泊村へ。時折泊発電所関係のバスとすれ違いも。左手に日本海を見ながら進んでいきます。神恵内村の中心部を抜け大森へ。この先はトンネルが続きます。終点の川白は国道沿いに家々が並びます。帰りの便はわずかな乗客を乗せ岩内へと向かっていきます。[2024/08]

○周辺地図

2024年8月27日訪問
2024年9月28日公開

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