二戸駅から70分、ラピアバスターミナルから72分(市ノ沢経由)、九戸郡軽米町大字軽米にある終点です。
県立軽米病院の構内にバス停が設けられており、到着したバスは駐車場の端で待機します。 バス停の位置の関係でここから各方面に向かうバスはバス停の反対側からの乗車になっています。
JRバス東北軽米線、南部バス軽米線、軽米高速線の終点となっているほか、 岩手県北バス伊保内・軽米線、軽米〜大野線、さらに軽米町コミュニティバスが発着します。


バス停ポール。
現在ここを発着する県北バスはわずかなのですが、県北バスのポールを全事業者が共用しています。コミュニティバスに代替された路線は元々県北の路線だったので、当時このエリアでは最も路線数が多かったのでしょうが・・・


(左:終点から中坪方向・右:終点から仲軽米方向)
軽米病院を出ると、JRバスと軽米方面行きは南部バスと大野方面・伊保内方面は仲軽米方向へ向かいます。


周辺は住宅地となっているほか、病院で働く方用の寮も建てられています。


県立軽米病院。平成3年に現在地に移転しました。
以前は軽米を終点としていたJRバスや南部バスもこのころから軽米病院発着となったと思われます。


(左:JRバスと南部バスが待機中・右:JRバスの2台並び)
JRバスはこの軽米病院滞泊のダイヤが設定されており、夜間は上の写真でバスが待機している場所に停めてあるよう。乗務員さんはJRバスが借りたアパートで一夜を明かすそうです。 かつては軽米車庫が設置されており、そちらに停めていました。平日の時間によっては2台が並ぶ風景も見られます。
南部バスは八戸からの長距離回送しています。


南部バスの軽米線。現在は大洋公園前で路線が分割され、一旦清算が必要になっています。


軽米病院に到着した軽米高速線。通院目的の高速バスなんて他に例があるのでしょうか? 八戸日赤病院の診療のある平日のみの運行です。


JRバス軽米線。かつては二戸〜久慈を結ぶ「鉄道線の短絡」を目的とした路線でした。 スワロー号の運行開始とともにその役割はスワロー号に譲り、以後地域輸送に徹してきました。 しかし05年には軽米〜大野間から撤退、08年には久慈側が廃止され、現在は二戸〜軽米間が残るのみとなっています。


○周辺地図


2012年12月1日・2013年1月18日訪問

2012年12月18日公開
2013年2月7日更新

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