=2008年3月31日路線廃止=
(羽後町乗り合いタクシーに移行)



湯沢営業所から65分、雄勝郡羽後町軽井沢にある終点です。
バスはバス停から小道に入ったところにある回転地で折り返します。 ここから県道を5キロ程行くと本荘からのバスの終点、由利本荘市東由利の黒渕に出ることができます。
また、最終でやってきたバスは、ここにそのまま置かれ、翌日の始発になります。 運転手さんは回転地に置いておいた車で、自宅へ帰ることになります。


バス停ポール。
比較的新しいポールが使われていました。


(左:バス停から田代・湯沢方向・右:バス停から黒渕方向)
写真には写っていませんがバス停の向かいには商店が。周辺には民家が続いています。


バス停から回転地の位置関係。通常はバス停ポールの前をバスが通らないため、軽井沢から乗車の方は美容室の前で待っていました。元々は黒渕方面まで路線があったため、この位置にバス停が置かれているのではないでしょうか。


軽井沢線は七曲峠を経由します。七曲峠は道が狭く、ヘアピンカーブやS字カーブが続きます。
冬に通ったらもっと怖いかもしれません。写真は9合目肘折です。


廃止2日前、08年3月29日訪問時の軽井沢。
元都営、UDの6E・703号車での訪問でした。 この頃はこの型の車もまだゴロゴロいました。


まだ雪が残る3月下旬。春が訪れる頃にはこの風景の中にバスが映ることはありません。


(左:運賃表・右:廃止のお知らせ)
羽後町方面の路線のほとんどはこの08年3月末での廃止。残った梺橋〜久保も後に廃止となります・・・


○周辺地図


【路線紹介・軽井沢線】
軽井沢線は湯沢営業所からトロ橋・西馬音内・七曲峠・田代を経由して軽井沢に向かいます。
1日3往復のみの設定で、唯一七曲峠を経由する路線でもあります。
元西小学校前の先、梺橋を出たバスは直進し県道275号線、仙道線・田代線と別れます。
すぐに七曲峠の登りとなってヘアピンカーブをゆっくり登っていきます。
七曲峠には「今は○合目○○(地名?)」のような看板が取り付けられています。
峠の頂上はスノーシェルターに覆われています。その先太平山口から明通山までフリーバス区間。
こんなところにも太平山があったりします。比較的大きい田代集落で田代線と交差。
県道34号線に入り、梨ノ木峠を登ります。こちらもシェルターで覆われています。
上牛の沢からはまたフリーバス区間。今度は終点までです。
軽井沢小と田代小の統合校、田代小学校(旧軽井沢小の校舎)の下を通れば、終点軽井沢はもうすぐです。
ちなみに、かなり以前は老方までの直通バスもあったようです・・・


2006年10月22日・2008年3月29日訪問

2006年10月26日公開
2007年7月3日文章修正・路線紹介追加
2012年1月22日更新

軽井沢線は2008年3月31日の運行をもって廃止となりました。
4月1日からは羽後町乗り合いタクシーが元西郵便局〜軽井沢を運行します。

※2010年4月1日より乗り合いタクシーの運行区間が役場前〜軽井沢となっています。

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