−2010年3月31日路線廃止−



角館営業所から71分(角館病院経由)、仙北市西木町上桧木内にある終点です。
仙北市側の最後の民家の先にあるチェーン着脱場で回転します。
停留所自体は、秋田内陸縦貫線の戸沢駅近くにあります。



バス停ポール。戸沢駅近くにあります。終点なのに「上戸沢方面」と書かれているのはご愛嬌。



右: この日は9月の豪雨被害により、国道105号線大覚野峠は通行止めになっていました。
この先民家もなく、折り返すための場所もあるため、ここから先の通行が出来なくなっていました。
左: 回転場所全景。チェーン着脱場を使っての回転です。



右:運賃表の目が細かい・・・
左:停留所のある場所から角館方面。


【路線紹介・檜木内線】
檜木内線は角館営業所から角館駅・(角館病院)・元町・荒町・松葉車庫を経由して上戸沢に向かいます。
ほとんどの便が途中の松葉車庫止まりとなりますが、1日3往復が上戸沢まで運行します。
角館営業所を出ると、一方通行の狭い路地を走り角館病院に向かいます。角館駅に回ってまた営業所前を通るルートです。
かつては武家屋敷内を走っていたようですが現在は河川敷のほうの道を走ります。
国道46号に合流して元町。この先終点上戸沢までフリーバス区間となります。
非常にフリー区間が長いため、運賃変更点のポールに普通はアルファベットの記号が振られているものの、
この路線ではイロハニホヘト・・・・と振られています。ちなみに他の場所では木のポールなのに、
通常のバス停の低いやつが使われています。松葉車庫までは国道を走るところがあまりなく、
集落内の狭い道を延々走ります。羽後交通クオリティ炸裂です。西木温泉クリオンの敷地に乗り入れたりします。
松葉車庫には文字通り鉄筋造りの3台ほど入れる車庫があり、2台が駐泊している模様です。
この先、上戸沢まではほぼ105号線を走ります。今まであまり姿を見られなかった内陸線とも併走します。
谷がだいぶ狭くなってきます。上檜木内駅付近では増水して道路まで冠水した跡がはっきり残っていました。
終点上戸沢のバス停は内陸線戸沢駅付近にありますが、バスはまだまだ走り、民家が途切れた先に回転場所があります。

3月31日の運行をもって檜木内線は松葉車庫〜上戸沢が廃止となり松葉線となりました。



2007年9月23訪問

2007年11月1日公開
2010年4月8日

檜木内線は3月31日の運行をもって廃止となりました。

バスの終点へ戻る
トップへ戻る