福島交通
かみみょうが
上 茗 荷
中学校前から37分、東白川郡矢祭町大字茗荷にある終点です。
山間の茗荷地区、茨城県へ続く県道196号線上にバス停があります。 到着したバスは少し先の砂利敷きのスペースの端で転向すると路上に移動し待機となります。

バス停ポール。
一般的なもの。丁字路脇の路上に置かれていました。

(左:終点から東館方向・右:左写真の反対方向)
坂の途中にある上茗荷。終点付近は改良されていますが、この先は狭くさらに坂が急になっています。この道の先へ進むと茨城交通の唐竹久保バス停がありますが徒歩連絡しても間に合うダイヤはありません。

転向した後はバス停前の路上で待機します。交通量が少なく、支障にはならないのでしょう。

砂利敷きのスペース。
以前は車庫がありました。ここで待機でもいいような気はしますが...。

のどかな上茗荷集落。車庫から道路をはさんだ向かい側の空き地にはかつて宿泊所があり、 乗務員さんの宿泊が行われていたとのこと。現在は塙車庫に集約されており、塙から/までの回送となっています。

不思議な新道と旧道の立体交差があったり、急な狭隘路があったり、意外と面白い路線でした。

(左:2021年訪問時の車両・右:運賃表)
乗車したのは丸目のエアロミディ。ナンバーは新しいですが、古い車両。予備車との事でしたので幸運でした。運賃は中学校前から680円でした。
-----
久しぶりの乗車。古いミディで気分が高まります。現在も2019年水害の影響で関岡地区の迂回は継続。ようやく修繕工事が始まったとか。矢祭駅前を過ぎて真木野の集落へ。水害の影響で高地原入口のバス停も移動。上をまたぐ水郡線の鉄橋が高地原への集落への唯一の通路になっていたことも。仮橋が左に見えるが、奥には流された橋も残っており...。山間を抜け上茗荷の手前の狭隘区間を通過。ここもバイパス化が予定されているとのこと。既にバイパス化の終了した区間に出るとまもなく上茗荷。古びた車庫は訪問の少し前に解体されたとのことで残念。[21/01]

2017年訪問時。
現在空き地となっている場所には、既に使用していませんでしたが車庫が残っていました。2020年の末頃解体されたそうです。

(左:2017年訪問時の車両・右:終点から茨城県方向)
乗車したのは当時東館常駐だったエアロミディでした。車庫が残る風景は見納めとなってしまいました。
-----
東館を発着するバスは全て土日祝日運休。茗荷線だけはなぜか朝に往復できるダイヤになっています。 途中までは国道を走る区間も多いのですが、旧道へ迂回する区間も。 久保からは山間に入っていきます。内川学校というバス停もありますが、小学校は既に閉校していました。塩の海入口というなんとなく意味深な名前のバス停を通りすぎ中茗荷。単純に「茗荷」というバス停はありません。吉沢入口のあたりで急に道が狭くなりますが、すぐに広くなって終点の上茗荷。帰りは意外と3人ほどの乗車がありました。[17/1]

○周辺地図

2017年1月4日・2021年1月5日訪問
2017年1月26日公開
2021年1月21日更新

バスの終点へ戻る
トップへ戻る