秋田駅前から52分、秋田市金足岩瀬にある終点です。 もう少しで潟上市昭和、という位置にあります。 朝方は堀内線、岩瀬線の2台のバスがここに入ります。 堀内線は2000年まで秋田市交通局が運行しており、途中の堀内止まり でしたが、中央交通への移管に伴い、ここ岩瀬まで延長されました。 |
バス停ポール。中央交通標準のものです。
平日朝は写真のように2台のバスが回転地に入ります。手前が岩瀬線、奥が堀内線のバスです。 堀内線は路線狭隘のため中型車しか入れず、岩瀬線は途中にある金足西小への通学輸送のため大型車です。 大型車満杯に小学生が乗っているのは、通学時に毎朝見ていました。 |
回転地全景。 | |
左: | 堀内線のバスは回送でここまで来るので、営業の岩瀬線より早く来ますが、 後発なので、少し奥で待機しています。 |
右: | 1台だと基本的にこの写真の位置に入れるようです。 |
左:堀内経由の側面方向幕(294) 右:金足西小経由の側面方向幕(200) |
2月25日に乗車したのは、いすゞU−LR232Jの294号車です。 このときはまだテープ式の車内放送でしたが、翌週に合成音声が取り付けられました。 |
秋の岩瀬。春からこの時期にかけて、昼過ぎの便は294号車や295号車で運転されることが多かったです。 末期になってくるとこの車がこのダイヤに入ることも少なくなっていました。 |
294号車。この車で岩瀬に来たのは11月が最後。 堀内線の他のダイヤがLED幕の車で運行されていて、必然的にこの車に乗る機会が多かったかな・・・ |
最後の冬。 金足西小学校経由便には結構な数の児童が乗っていたんですけどね・・・ 堀内経由も、この朝の便はそれなりの数のお客さんが乗っていました。 |
この日は雪でバスは若干遅れて運転してました。 高岡あたりからこのバスでやってきた金足西小生はここで乗り継いで学校へ向かっていました。 |
末期の朝便には837・854・214がよく運用されていました。 昔からの方向幕なので、堀内・岩瀬の幕が無かったので来ないもんだと思っていましたが・・・ 片道回送で、秋田駅行きのみ営業です。学校のある日は高岡あたりから岩瀬までスクール運用もしていました。 運転手さんのご好意で方向幕は新国道・土崎経由岩瀬行きの幕に変えていただきました。 岩瀬線、現在の金足西小学校経由便ですが、堀内線が当時交通局の堀内止まりだったためこういった幕で運行していました。 |
◎最終日の岩瀬◎
最終日の岩瀬。金足西小学校経由の便はこの朝の便が最後のバスです。 普段と違うのは春休みで小学生がいないくらいでしょうか。 金足西小経由の便は学休日は中型で運転されることが多かったですが、 この日は「車が無くて仕方なく」大型で運転されていました。 |
しばらくして堀内経由の始発便も回送でやってきました。 ここの回転地に2台のバスが入るのはこの朝が最後です。 翌日には1台のバスさえも来なくなってしまいましたが。 |
ポールに張られた廃止のお知らせが物悲しい・・・ |
先に金足西小学校経由の便が出発。堀内経由便が発車を待ちます。 方向幕は岩瀬行きに変えていただきました。 この便に乗って岩瀬を後にしました。 |
左:200号車。金足西小経由はほとんどこの車で乗ってます。お世話になりましたねぇ・・・ 右:837号車。予想では214号車あたりだろうなと思っていたので個人的にはよかったです。 |
【路線紹介・岩瀬線】 岩瀬線は秋田駅から新国道・土崎・追分・下刈を経由して岩瀬に向かいます。 岩瀬線は朝の1往復のみの運転で途中にある秋田市立金足西小学校への通学輸送が主な役割です。 また折り返しの便は官庁街や秋田駅方面への通勤・通学輸送を行うため大型車が中心に運用されます。 追分三叉路を出て国道7号線を進みます。奥羽線を陸橋で越え、金足西小前まで7号線を走ります。 その先の信号で右折し坂を上り、学校下。金足西小の目の前です。このあたりが少々狭くなっています。 すぐに坂を下り2車線になります。県道41号線と交差し、堀内入口。目の前が堀内停留所です。 元々、秋田市交通局と秋田中央交通で分かれていたためこのようになっているものと思います。 左折し狭くなった道を行けば終点岩瀬です。岩瀬線が元々使っていた終点です。 ちなみに現在1往復ですが、かつては小学校帰宅時間帯にも運行されていました。 しかし、ほとんどの児童が五城目線を利用するため廃止になり、現在に至っています。
【路線紹介・堀内線】 現在は秋田市により代替のデマンドバスが運行されています。 |
2007年2月25日・3月28日・11月10日・2008年2月28日・3月31日訪問
2007年3月22日公開
2007年7月4日路線紹介追加
2008年3月31日路線廃止(折返所廃止)
2008年11月20日更新