総合保健福祉センター前から45分(関文化交流センター前経由)、亀山市関町坂下にある終点です。
関から国道1号線を近江方面に向かい、古くからの東海道に入ります。狭い旧街道をしばらく走ると終点の伊勢坂下に到着します。坂下集会所の前にバス停があり、集会所前の広場で待機します。
バス停ポール。
西部ルート用のポールです。往復各4便が運行されます。
(左:終点から亀山方向・右:左写真の反対方向)
伊勢坂下の集落内に位置しています。歴史を感じる町並みですが、かつての東海道48番目の宿場、坂下宿で難所である鈴鹿峠の手前、伊勢と近江の境の宿場でした。
かつては国鉄バス亀草線として草津方面とつながっていましたが、現在は滋賀方面に越える路線はありません。
待機中のバス。集会所前の広場で折返します。
坂下集会所。集落内には3つの本陣があり、そのうちの一つ松屋本陣の跡地が現在の坂下集会所です。
坂下宿の案内板が設置されていました。
坂下集会所脇には空き地がありますが、国鉄時代は伊勢坂下滞泊があり、屋根のある車庫が設けられていました。
三重交通に移管された後も使用されていましたが現在は解体され、車両も名阪関ドライブイン駐車場での留置に変更されています。
三重交通時代は90伊勢坂下線でした。JRバスとしての撤退は1997年、三重交通としての撤退は2007年で以降コミュニティバスとなっています。
旧東海道区間は小型バスでも狭く感じる区間です。この他関宿の街並みを走る区間も狭い区間です。
(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのはオリジナルカラーのリエッセ。運賃は亀山市コミュニティバス均一の100円でした。※2025年現在は200円。
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何故か亀山駅前に入らない西部ルート。わざわざさわやか号で総合保健福祉センターへ。西部ルートに乗り換え出発。コミバスらしくあちこち寄ります。元々は国道1号を突っ走る路線だったようですが、一旦鈴鹿川の右岸を走り関へ。関の街なかをぐるっと回り坂下方向へ。国道から旧道に入れば狭い道。まもなく伊勢坂下です。[20/11]
○周辺地図
2020年11月14日訪問
2025年9月27日公開
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