愛子駅から46分、仙台市太白区秋保町馬場にある終点です。
愛子方面からは最奥となる終点で、周辺には民家もほとんどなく、秋保ビジターセンターがあるだけです。
本数は平日・土曜日2往復、日曜日・祝日1往復と市営バスで最も寂れた区間です。
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バス停ポール。※カーソルを乗せると時刻表を表示します。
電柱にくくられていました。わざわざ温泉がない旨の注意書きが貼られていました。
ここだけではなく、愛子駅などにも同じものがありました。
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(左:終点から愛子駅方向・右:左写真の反対方向)
宮城県と山形県を結ぶ県道62号線はこの先の二口峠が長年通行止めとなっており、この二口温泉が宮城県側の最奥に当たります。
2車線の快適な道が整備されていますが、ここまでの途中も狭隘区間があります。
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訪問時は二口温泉の一般車駐車場で折り返していました。
専用の折返場所もあるようですが、押された雪でほとんど埋まっていました。
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周辺にはいくつかの看板が設置されていました。
左は二口峠・二口街道に関するもの、右は秋保温泉郷の案内板。
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(左:秋保ビジターセンター・右:二口峡谷の案内板)
秋保ビジターセンターは冬季休業ですが、雪の二口を訪れる人もおりました。
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(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのはツーステップのMP。運賃は仙台市営らしく、お高い960円でした。
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愛子には雪はありませんでしたが、だんだん山に入っていくごとに風景は白く様変わり。
秋保温泉街も住宅地を通るルート。この辺りまででほとんどの乗客が降車。
乗っていた他の乗客も秋保大滝で降車しました。この二口線のハイライトは秋保大滝より先の区間。信号による交互通行区間があり、大型バスぎりぎりの崖の上を走行。そこを過ぎると野尻町北。平日。土曜日にはここで折り返す便もあります。その先、バス停は二口と二口温泉の2つだけ。終点二口温泉はほぼ行き止まり。車も来ず、発車までのんびりと過ごしました。[15/2]
※2015年4月より「二口温泉」は(新)「二口」へ(旧)「二口」は「昼野」へそれぞれ変更されています。
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