=2012年6月24日路線廃止=
(陸前高田市路線バスに移行)



米崎小学校前から35分、陸前高田市気仙町にある終点です。
震災前、宮城県の大沢、荒谷前まで運行されていた気仙線ですが、震災後は国道45号線上の 国道福伏が終点となっています。 元々は特急一関大船渡線が停まる国道上のバス停で、途中停留所のような雰囲気となっています。


バス停ポール。


(左:終点から高田方向・右:終点から気仙沼方向)
周辺にはホテル三陽と海産物の直売所があるだけですが、少し海手に向かうと福伏の集落があります。バスは到着後、少し先の折返場所まで回送します。


旧道とバイパスの合流地点が折返場所です。
以前はこの先、荒谷前までバスが運行されていたのですが・・・


国道福伏バス停からは太平洋が望めます。


路線の経路ががらりと変わってしまった気仙線。
震災後すぐは元々走っていた姉歯橋どころかバイパスの気仙大橋すら流されてしまっていました。そのためバス路線は矢作地区の廻舘橋へ迂回。当初は高田〜気仙沼の交通のすべてが廻舘橋へと迂回していましたが、気仙大橋の仮橋が完成後も路線バスは竹駒経由の運行を続けていました。廻舘橋〜姉歯橋の区間は変則的な一方通行とされ、廻舘橋→姉歯橋方向は写真のような土手上を通行、反対に姉歯橋→廻舘橋方向は矢作線が運行していた元は集落内の道を通行、というような形がとられていました。また、以前は今泉〜大沢は集落内を走行していましたが、国道45号線経由に変更、もちろん行先も変更・・・というような状態になっています。

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長年県交通が運行を続けた気仙線ですが、訪問の翌日6月24日の運行を持って県交通での運行を終了、25日以降は別会社のマイクロバスによる運行に切り替わっています。


○周辺地図


2012年6月23日訪問

2012年9月13日公開

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