新庄駅前から55分、最上郡大蔵村大字南山にある終点です。
大蔵村を縦断する路線バスは、山間の肘折温泉がまでやってきます。 肘折温泉郷の狭隘な中心部を抜けたところに終点の肘折待合所があります。 到着したバスはバックで敷地に入ると発車まで待機となります。

バス停ポール。
一般的なものですが、少々さびが浮き始めていました。

待合所と名前が付いていますが、待合室のほか、トイレや自動販売機などが設けられていました。敷地内の看板には私有地につき...などと書かれていますが、バスの折返場所である旨が書かれていませんでした。

（左：終点から新庄方向・右：左写真の反対方向）
狭いメインストリートにひしめくように温泉宿やみやげ物店などが並ぶ中心からは少し離れたところが終点。この付近でも十分に道が狭いのがわかると思います。

折返場所の大半のスペースは駐車場として使用されています。

車内からは伝わりづらいですが、温泉街を抜ける部分は迫力があります。

（左：乗車した車両・右：運賃表）
車両は日野RUという大型短尺車。山交では好んでこのサイズの車両を導入していました。 運賃表はまだ現役の三角表。始発の県立病院前からは1280円、新庄駅前からは1240円でした。