下北交通
ひがしどおりむらちょうしゃまえ
東通村庁舎前
むつバスターミナルから31分(大利経由)、下北郡東通村大字砂子又にあるバス停です。
むつから東通村内の小さな集落を回ってきたバスは、突然開けた一帯に出ます。 東通村役場庁舎や、東通村体育館など公共施設が集まる一帯にある、インフォメーションセンターの前にバス停があります。 東通村庁舎線(大利線・蒲野沢線・野牛線)のバスは隣の「野花菖蒲の里」が起終点となっていますが、実際には東通村庁舎前で時間調整、待機を行います。 インフォメーションセンターの前がロータリー状になっており、時間調整後くるっと回ってむつバスターミナルへと向かいます。

バス停ポール。
下北交通の一般的なものです。東通村庁舎線の他、泊線が経由します。

インフォメーションセンター。実質的に待合室として活用されているようです。

(左:バス停から大利、蒲野沢、野牛方向・右:バス停から泊、むつ[上田屋経由]方向)
周辺には東通村庁舎や公共施設が並びます。1988年まで東通村役場はむつ市内(旧田名部町)に存在し、離島以外では珍しい町外に役場を置く自治体でした。 計画的に整備された町並みが山間に突然現れるのは一種異様で、独特の雰囲気となっています。

待機中のバス。
インフォメーションセンター前のロータリーが待機場所になっています。折返しや循環運行の場合は野花菖蒲の里で待機せず、すぐに東通村庁舎まで運行し、ここで行き先表示等を変更します。 大利線→野牛線で運行される場合は循環線扱いとなり、運賃も通算されます。往復とも蒲野沢線の場合は「野花菖蒲の里」で打ち切られます。

左は東通村役場。右は東通村体育館。
手前の独特な建物は交流センターで奥の建物が役場になります。

野花菖蒲の里。
実際の終点であり、循環線の飛び出し区間の終端となります。 保健福祉センター「野花菖蒲の里」で、温泉施設等があります。また、隣接して東通村診療所があります。

バス停ポール。
野花菖蒲の里、とバス停としては1箇所ですが、保険福祉センター前と東通村診療所前それぞれにポールが置かれており、時刻表にはカッコ書きでそれぞれの名称が書かれています。バスは双方に停車します。泊線も同様です。

東通村診療所。

(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは箱根登山のMK。大畑の車両のようで、間合いで走っているのでしょう。経由が違おうが何しようが「東通村庁舎前」の表記です。写真の運賃は蒲野沢経由のもので、むつバスターミナルから960円でした。

こちら左写真は大利経由、右写真が大利経由→野牛経由での循環後の運賃です。 大利経由も運賃は同様960円。循環の一周乗車で1,180円。なお、野牛経由でのむつバスターミナル〜野花菖蒲の里の運賃は1,000円となります。
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東通村の各地を結ぶ路線群。東通村庁舎線として総称されます。大利経由は佐井方面の路線の経路を辿り、女館の交差点から大利方向へ。尻屋方面と同様の経路を通る蒲野沢経由とは目名で合流。鹿橋口で右折し尻屋方面とは別れます。林の中を進んで蒲野沢を通り鍬原へ。朝の1便だけここで戻ります。野花菖蒲の里は終点ですが、停車することなく通過し、東通村庁舎で時間調整。野牛経由は桑原から野牛まで10分近く、家のない林の中を通り野牛から海沿いの入口へ。ここからは尻屋方面と同様の経路。一周すれば2時間の小旅行です。[2023/01]

○周辺地図

2023年1月7日・8日・10日訪問
2023年3月8日公開
大利線・蒲野沢線・野牛線は2023年3月31日をもって廃止となりました。
4月1日より、東通村予約型タクシー尻労便(尻屋観光運行)がむつバスターミナル〜尻労(大利・蒲野沢・野牛経由)を運行します。

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