江差ターミナルから64分、松前郡松前町字原口にある終点です。
バスは上ノ国町の外れ小砂子から更に南下し、松前町に入り崖の中腹の国道から原口の集落へと下っていきます。狭い集落を抜けたところに終点の原口漁港前があります。到着したバスは少し先の旋回場へと僅かな距離をしていきます。江差からの江差・小砂子線のほか、松前からの大漁くんバスが乗り入れており、相互に乗り継ぐことも可能です。
バス停ポール。
函館バスの一般的なものです。江差方面は毎日3往復、松前方面も毎日5往復の運行があります。
小さな待合室もあります。
(左:バス停から江差、松前方向・右:左写真の反対方向)
バス停は路上に置かれています。集落を抜けたところであり橋の手前にバス停があります。この先にも民家があり、バスを下車した高齢者が歩いていく姿も見られました。
折返場所は目と鼻の先にあります。相互に接続するため2台が並ぶ様子も見られます。
日本海を望む終点です。
折返場所付近から山手側。奥の緑の橋が先程通ってきた国道229号線です。
大漁くんバスが発着。元は函館バスの路線でしたがコミュニティ化されています。とはいえ普通の函館バスの車両で運行されます。
原口漁港行きが到着。元々江差〜松前の路線でしたが小砂子〜原口の休止や再開を経て原口漁港乗り継ぎの現在の形式となっています。とはいえ夏季に幾人かの観光客が乗り継ぐ程度とのこと。
朝夕は小砂子折返しとなります。小砂子は国道から離れた短い飛び出し区間となっています。小砂子では往復いずれかが回送となるため折返乗車はできません。
(左:大漁くんバスで乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは東急バス中古のRA。運賃は町内均一の100円です。
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松前ターミナルに遅れて到着した木古内からの便を待っての発車。この時点でそれなりに乗車しています。やはり100円運賃が効いているのでしょう。乗客も降りては行きますが結局原口漁港までの乗車もあり。[2024/03]
(左:江差・小砂子線で乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのはこちらも東急バス中古のRA。運賃は始発の江差ターミナルから1,500円です。
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郊外の江差ターミナルから乗車はなく。上ノ国町の中心部を通り海沿いを走ります。やや寒々しい景色は3月だからかもしれませんが荒涼とした雰囲気が北海道だなぁと感じたり。小砂子は他の集落と大きく離れてここ自体がかなり辺境ですが更に南下し松前町原口に至ります。[2024/03]
○周辺地図
2024年3月24日訪問
2025年9月19日公開
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