茨城交通
ごぜんやましゃこ
御前山車庫
水戸駅(北口)から78分、大宮駅前から47分、常陸大宮市長倉にある終点です。
国道から離れ長倉の集落を回ってきたバスは再び国道へと戻り、水戸方面に少し戻るように走り終点の御前山車庫に到着します。 折返しのためだけのように設けられた終点で、到着したバスは構内に入ると方向を変え、出発まで待機します。 広い敷地がありますが折返しのみに使用されており、現在の車庫は別地点となっています。

バス停ポール。
新しいものです。水戸方面が中心で御前山車庫発で平日8便、土日祝日10便が運行されます。ほぼすべて御前山車庫発着ですが土日祝日の1往復に限りツインリンクもてぎまでの運行があります。また大宮方面が平日3便、土日祝日2便運行されます。

(左:終点から水戸方向・右:左写真の反対方向)
栃木方面に向かう国道123号線脇に位置しています。民家は多くなく、バイパス沿いといった雰囲気です。 水戸方面は写真右方向ですが、バスは長倉宿を経由するため一旦茂木方向に走り、長倉の集落を抜け右写真奥の信号のある長倉宿交差点へと出てきます。

広い折返場所となっています。
奥が広くなっており、バスはぐるっと方向を変え待機します。水戸方面と大宮方面が同時に発着する時間もあり、手前側で水戸行き、奥側で大宮行きが待機していました。 元々夜間停泊もこの地で行われていましたが、2016年頃に移転しています。

車庫は一つ手前の柏崎付近に移転しています。土日祝日も全車が稼働するためバスの姿はありません。

大宮行きが出発します。

2019年訪問時の様子。

(左:2019年訪問時の車両・右:運賃表)
2019年に訪問した際は水戸からの長倉行きに乗車。方向幕は「長倉」となっています。車両は東急のエルガ。運賃は水戸駅から現金720円でした。

(左:2024年訪問時の車両・右:運賃表)
2024年に訪問した際は大宮からの路線に乗車。国際十王交通の短いHR。運賃は常陸大宮市内均一の200円でした。
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常陸大宮市内でありながら直通バスのなかった御前山地区へと向かう路線。途中那珂川大橋までは上小瀬方面行きもありますが、一部では経路が異なり。御前山地区でも市役所の支所や温泉施設を経由しコミュニティバス的な要素も非常に強く感じましたが利用者は0。廃止もいたし方なしというところでしょうか。[2024/03]

○周辺地図

2019年4月20日・2024年3月16日訪問
2024年5月9日公開
大宮〜御前山線は2024年3月31日をもって廃止となりました。
4月1日より、既存の予約制乗合タクシー「のるーと常陸大宮」が運行内容を拡大し対応します。

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