二本松本町から28分、福島県二本松市岳温泉1丁目にある終点です。
岳温泉街の入り口付近に「福島交通岳温泉駅」の文字を掲げた上屋のついた駅舎が設けられています。 後ろから通り抜けられるようになっており、到着したバスはそのまま少々時間調整し、折返し二本松行きになります。
岳温泉発着のほか、JICA・NTC行き、平日には奥岳行きも運行されており、すべての便がこの駅舎を発着するようになっています。

バス停ポールと進入禁止の看板。
福島交通の一般的なポールです。通常とは違う様式の時刻表が掲示されていました。

（左：終点から二本松方向・右：終点からJICA・NTC方向）
国道459号線から入ったところに位置しています。二本松から来たバスはいったん通り過ぎ、奥のコンビニ手前から終点へと入ります。

バス乗り場と待合室が一体になった大きな駅舎が設けられています。「岳温泉駅」の名称は国鉄との連絡運輸の名残といわれていますが、現在も愛称として残っているようです。窓口などは既になく、待合室内もレンタサイクル置き場となっています。

乗り場の裏手。公衆トイレはこちら側にあります。

バスは裏手から入ってきます。

駅舎は近年外壁などがリニューアルされています。

岳温泉街。

（左：乗車した車両・右：運賃表）
乗車したのはMK。岳線はこの手が多く入るイメージ。運賃は二本松市の上限運賃制度のため、本町や二本松駅前からは500円でした。

朝の岳温泉行きに乗車。MKで上々。岳下住民センターからは山手に入り、2車線の国道を進んでいきます。朝の時間帯でありながら岳温泉方向の利用があるのは旅館関係の方なのでしょうか。岳温泉に到着したバスは温泉から戻る客を乗せ、二本松市内へと戻ったのでした。［2023/05］