かみのやま駅前から21分、上山市楢下にある終点です。
バスは羽州街道を走り、かつて鉱山のあった山間の集落、赤山が終点となります。
夏季は個人宅の敷地内と思われる場所で折り返しますが、 冬季は積雪のため終点付近がループ状の経路となり、集落内を一周して折り返します。


バス停ポール。
山交の標準的なポールです。


(左:終点から上山方向・右:終点から高畠方向)
集落内は雪のせいもあり狭隘・・・ですが、集落を迂回するバイパスができており、 車のとおりは全くありませんでした。 右写真の奥の青看を直進すると県道13号線に出ることができ、宮城県七ヶ宿町方面に 出ることができますが、冬季は閉鎖となります。 冬場、宮城方向に向かうには、一旦高畠方面に向かってから国道113号線に出ることになります。


夏季はこの場所で折り返すとのこと。
どう見ても個人宅への入口・・・なのですが。バス停ポールも少し奥まったところに設置されていました。


路上で待機中のバス。雪道で遅れに遅れあまり時間はありませんでした。
赤山の次のバス停名は「赤山鉱山」。赤山鉱山では1967年まで銅が採掘されていました。 現在は鉱害防止のための処理を行っています。
また、写真には収められませんでしたが、2005年に閉校になった赤山分校の木造校舎が残っていました。


乗車した車は山交バス初のノンステップ車、9mのHRでした。
結構な雪道でしたがノンステップでもなんとかなるものなんですね。


山交といえば!な幕式三角表。特注なんでしょうか?他では見たことないんですが、 なぜ採用したのでしょうか・・・。 始発のカミン前からは590円でした。

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羽州街道を走る上山〜赤山線。途中には宿場町として栄え、参勤交代の折にも利用された 楢下宿も。往時の町並みがそのまま保存されています。 終点の赤山周辺には赤山鉱山の他、いくつかの鉱山があり、銅を中心に金も採掘されていたところもあるようです。
帰りは赤山鉱山からの乗車があり、その先でもお年寄りの乗車がそこそこありました。


○周辺地図


2012年2月15日訪問

2013年1月23日公開


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